読みたくなる書籍のテーマはいつも偏る件。
これまでいくつかの選書方法というのを試してきた。
しかし自分が読む書籍の選書方法というのは、大きく分けて2通りしかないと思う。
「自分で選ぶ方法」と「他人に選んでもらう方法」。
これら双方には良い点・悪い点あると思うので、各々簡単に触れていきたいと思う。
【自分で選ぶ方法】
◆良い点
・自分が興味のあるテーマやジャンルの書籍を選ぶので、購入の決断もしやすい。
・割りと高価な書籍でも購入へのハードルは下がる。
・特定のテーマやジャンルを掘り下げるのには向いている。
◆悪い点
・自分がすでに知っていることを再度確認するだけになっていることが多い。
・自分の視野や知見が広がらない。
・よって新しい発見や気付きは少ない。
・特定のジャンルやテーマに偏りがち。
【他人に選んでもらう方法】
◆良い点
・自分では絶対選ばないようなテーマやジャンルの書籍を読める。
・視野や知見が広がる。
◆悪い点
・興味がなくつまらないなと感じる分野の書籍については時間とお金の無駄になる。
・誰に選んでもらうかというのが重要である。
ざっと思いつくままそれぞれ列挙してみたが、双方に一理あると言える。
なので使い分けが重要になってくる。
自分で選んでばかりだと新しい発見や気付きは得られないし、視野も広がっていかない。
また他人に選んでもらってばかりだと、そのうち自分がどんな情報を欲しているのかがよく分からなくなってくるだろう。
もし自分が今どんな書籍を読んだら良いのか分からない場合は、信頼性が高そうな著名人や文化人、知識人、ブロガーなどが薦めているものを読めばいい。
しかし自分が興味あるテーマやジャンルが分かっている場合は、わざわざ他人に選んでもらう必要はないだろう。
ちなみに自分が先日まで読んでいた書籍はこれだ。
我々は自由を自らすでに放棄しつつある。
そしてそれはSF世界でのシミュレーションではなく、現実に起きていることだ。